これから一人暮らしをしようと思っているそこのキミ。
こんな事を考えていないか?
- 家賃なんて安ければ安いほうが良いに決まってるじゃん
- 自分の趣味にお金を使いたいから家賃はできるだけ抑えたい
そう思って家賃をできるだけ
安く済ませようとおもっていないだろうか?
結論から言うとこれは間違いだ。
今日の話は「家賃をとにかく安く済ませよう思うのは間違い」
ということについて話そう。
家賃が安い部屋に住むリスク
結論から言うと
家賃が安いだけの部屋に住むのはオススメしない。
事故物件とかそういう話じゃない。
一番の理由はこれだ。
「入居者に一癖あるケースが多い」
ということ。
騒音、ゴミ出し、駐車場や駐輪場の使い方。
住み始めてから
- 隣人が深夜まで音楽を流していてうるさい
- ゴミ出しのルールを守らない人がいる…
- 自分が借りている駐車場なのに入居者の誰かが勝手に車を停めている…
- 通路などの共用スペースに棚など置いている人がいる…
この手の一般常識的なことが守れない人は割といる。
そして、家賃が安い物件ほど、この手のトラブルは多い印象だ。
一人暮らしの人の多くはアパートやマンションに住んでいるはず。
当然、共用スペースの使い方にも
他の入居者の振る舞いは気になるところだ。
家賃はただ安ければ良い、と思う人は「安い家賃の部屋に入居するのがどういうタイプの人が多いのか?」に
想像力を働かせよう。
家賃と入居者の質は比例すると思って良い
これは持論になるが、家賃と入居者の質は比例すると思って良い。
一応そういうデータが無いか
下記のキーワードで検索してみたが、わかりやすいグラフや表は出てこなかった。
「入居者 家賃 トラブル件数」
「入居者 トラブル 相関関係」
しかし
Twitterで検索してみるとこんなツイートが出てきた。
家賃と入居者の性質なんかは不動産関連の事業者や大手メディアではおおっぴらに言いにくい話ではあるだろうから、このあたりはTwitterなどの口コミ情報が参考になるだろう。
実体験からも言える「家賃はある程度高くて良い」
これは僕の実体験だが、僕が入居した部屋は正直、ちょっと家賃が高めであった。
大まかにであるがこうだ。
- 家賃 65,000円
- 共益費 6,000円
- 合計 71,000円
- 間取 名古屋市内 1K
- バス・トイレ別
- 部屋は少々広め
- 建物 築3年以内
この条件でこの家賃は少々高めだ。
しかし部屋の立地、設備、建物の造りなどから
僕はこの部屋に住むことを決めた。
結果、13年という長い間快適に住めた。
何しろトラブルらしいトラブルがほとんど無かったのだ。
隣人の騒音に関してその13年の間に片手で数えるほどだ。
深夜にカップルらしいケンカの声が1回だけ。
深夜に自転車?か何かを手入れしている音が半年くらい続いたがそのうち退去したのか聞こえなくなった。
13年住んでこれだけだ。
逆にこれは僕の身近な知人の話。
- 家賃 29,000円
- 共益費 5,000円
- 合計 34,000円
- 間取 名古屋市内 1K
- ユニットバス
- 部屋の広さ普通
- 建物 築30年以上
この建物は入居者の足音が寝られないレベルで気になるくらいうるさかったらしい。
入居者と言ってもすぐ隣の部屋ではない。
2、3部屋隣の部屋の住人の足音だ。
正確には足音かどうかはわからないが、「ドン、ドン、ドン!」という音に知人はかなり困っていた。
ちなみに過去、その知人は同じように安い家賃の部屋に入居したことがあったが、入居当日に別の部屋で空き巣被害があったそうだ。
オートロックなどの防犯上の意味でも、家賃がただ安いことを基準に
部屋探しをするべきではないと僕は思う。
もちろん、ただ家賃が高いだけで良いワケはない
言うまでもないがじゃあ、家賃が高ければ何でも良いのかと言えば当たり前だが言いワケはない。
自分が求める条件と合致していないのに
家賃が高いだけで決める人はいないと思うがここに落とし穴がある。
人間には値段が高いものをそれだけで価値が高いと感じる性質があるのだ。
高価な買い物を無意識に正当化するワケ
高価な買い物を無意識に正当化するワケ 誰もが”認定不協和”を解消したがる | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
https://president.jp/articles/-/28748?page=1
明らかに高いだけの物件なら
それは判断はカンタンだ。
しかしこう言われたらどうだろう?
「最近では若い人にこのロフト型のお部屋が人気です。家賃が少々お高めになりますが、現代的でオシャレですし、気に入って頂けると思います」
ハッキリ言うがロフト型の部屋を使いこなせる人は稀だ。
ほとんどの人は物置になるだけだ。
部屋は人が住むためにあるわけで、モノを置くためにあるわけではない。
しかし、
「若い人に人気」
「現代的でオシャレ」
などメリットをセットで言われると
脳の価格が高いことを正当化してしまう機能(=認知的不協和)が働く。
不動産業者の謳い文句に気持ちを揺さぶられないように
鉄の心で考えよう。
何度も言うが、その部屋に住むのも、家賃を払い続けるのもキミ自身だ。
家賃の安さに気を取られず「快適に住める部屋」を追求せよ
ほとんど場合、一人暮らしなら賃貸マンションか賃貸アパートだろう。
その時気をつけてほしいのがランニングコストを下げるためとは言っても、安易に家賃が安い物件はおすすめしない。
最初は良くても後で公開することが多いのだ。
「家賃が少し高めでも防音や防犯など、建物として造りがしっかりしている物件を選べ」ということ。
何が良いかというと
「防音がしっかりしているとよその家の音がほとんど聞こえないから家で落ち着いて過ごせる」
「逆に自分が多少大きめの音を出してしまっても周りには聞こえない」
「空き巣や業者の訪問営業などを予防」
「自身にもあるていど強い」などなどいろいろと安心感があるのだ。
逆にちょっと安いアパートなどにするとこの手のリスクが常につきまとうことになる。
これは結構煩わしい。せっかくの休日に訪問販売やネット業者の営業とかが来るとイラッとする。
向こうも仕事なので仕方ないとは思うが正直うっとうしい。
防音については言うまでも無い。
いくら一人暮らしが寂しいと言っても、よその家の生活音やけんかの音、カップルがイチャコラしてる声とかが聞こえてきたら穏やかなじゃないでしょ?。特に深夜だったら最悪よ。笑。
僕は特に静かなところが好きなのでこれは特に気にした。
どうしても安い家賃が良い!という人はココだけ気をつけろ!
それでも家賃は安いほうが良いという人はとにかく建物の下見をする。
最後は「雰囲気を直感で」判断してほしい。
「ここならまあ住んでも良いかな」と
なんとなく思えたらそこは正解の可能性が高い。