一人暮らしを始めようとして、洗濯機をどうしようか迷ってないだろうか。
- Youtubeとかでドラム式洗濯機がオススメされてるけど高いなぁ…
- そんなに予算もないし、一人暮らし始めるときのできるだけ初期費用抑えたい…
そんな風に思っているキミ。
結論から言えば、「一人暮らしの洗濯機は乾燥機付きならタテ型槽で全然OK!」
ということ。
今日はそんな一人暮らしのための洗濯機の選び方について話をしよう。
乾燥機付きならタテ型槽で全く問題ない。その理由は…
ドラム型洗濯機をオススメしているYoutubeをみると
「乾燥機能がついているから洗濯から乾燥までほったらかしでOK!」
という主張をよく見かけるが、それ以外のメリットについてはあまり言われてない。
後はせいぜい「中が見やすい」という程度。
これは僕が見た限りなのでもしこれ以外にドラム型洗濯機のメリットがあればぜひ教えてほしい。
しかし、ちょっとまってほしい。
乾燥機能付きの洗濯機は
タテ型槽のタイプだって販売されている。
しかも、ドラム型の洗濯機よりお値段も安い。
ご覧の通りだ。
確かに身長が低い人に取っては、ドラム式の方が中が見やすいかもしれない。
しかし身長150cm程度あれば、それほど不自由しないはずだ。
なぜなら僕の母が身長150cmかそれよりちょっと低いくらいで、長年タテ型槽のタイプの洗濯機を使っているが特に不自由はしていない。
仮に多少不自由しても踏み台等を買えば良い。
それから僕も
かれこれ15年ほどタテ型槽タイプの洗濯乾燥機を使っているが、まったく困ってない。
ちなみに僕の身長は160cm前半。
男性としては比較的小柄な方だと思うが、そんな僕でも特に困ったことは無い。
- タテ型槽タイプでも乾燥機能付きなら時短になる。
- 値段もドラム型に比べれば割安
- 耐久性も日本製なら問題なし。
乾燥機能がついているなら、ドラム型の洗濯機である必要はまったくないと僕は思うがどうだろうか。
さらに言うと、ドラム型洗濯機は値段が高いだけでなく、タテ型槽タイプに比較して最大のデメリットがある。
それはこういうことだ。
ホントに大丈夫?ドラム型洗濯機の最大の問題点はコレ
ドラム型洗濯機の最大のデメリット 。
- 製品価格が割高、電気代も高め
- 接地面積が大きく部屋によって入らない
これらもよく言われていると思うが、それ以上に、もっと問題になることがある。
それは「トビラの向きが固定される」ことだ。
商品名を見てもらえればわかるが、「左開き」とある。
個人的にはこの表記も、ちょっと紛らわしい。
「向かって左」なのか、「製品から見て左」なのか、一瞬考えてしまう。
間違って買ってしまったら大変だ。
交換や返品などの手続きが発生する。面倒だ。
ドラム型洗濯機は絶対に実物を見て買ったほうが良い。
というか、タテ型槽のタイプにしても、大きさや、ボタン類の見やすさなど、実物を見ないとわからないことが多い。
ドラム型にしてもタテ型にしても
洗濯機を買うときは実物を見たほうが良い。
そして、仮に左開き、右開きを間違わず選んで購入したとして、数年後、
転勤、転職、結婚などで
引っ越しすることになったらどうだろうか?
転居先の間取りから、手持ちの洗濯機のトビラの向きと合わなかったら?
洗濯機は買い直しになる。無駄な出費だ。
その点、タテ型槽タイプなら
少なくともトビラの開く向きで買い直しになることはない。
このブログでは何度も言うが、
一人暮らしを快適にするポイントは「時間対効果」と「費用対効果」だ。
この2点で考えると
ドラム型洗濯機は一人暮らしが利用するには
- 転居時に買い直しになるムダなリスクを負う
- 一人暮らしの初期投資として割高
- 乾燥機能ならタテ型槽タイプもある
以上から、一人暮らしの洗濯の時短アイテムとして、「ドラム型洗濯機である必要はまったくない」と僕は結論付けた。
ただし念の為言うが、「乾燥機能」は必要だ。
一人暮らしは休日や
夜間しか洗濯できるタイミングが取れない事が多い。
休日に雨が降ったら外には干せない。
大通りの近くなら
外に干すことが難しいこともあるだろう。
乾燥機能は必要だ。
製品をよく見たら乾燥機能がついてない洗濯機もある。
購入時は注意してほしい。
乾燥機能付きならタテ型槽タイプでOK!でもデメリットはある?
というわけで一人暮らしが買うべき洗濯機はタテ型槽タイプで全く問題ないが、「何かデメリットはないのかな?」
と思う人もいるだろう。
個人的にはデメリットらしいデメリットはないが
あえて言うなら、この2つ。
- デザインがちょっと野暮ったい
- 底のほうの洗濯ものが取りにくいこともある
しかし洗濯機におしゃれなデザインを追求する必要はないだろう。
底の方にある洗濯ものが取りにくいことはさすがにどうしようもないが正直、それほど困ったことはない。
身長150cmくらいの僕の母でさえ
特に問題ないのでよっぽどのことがなければ困らないと思う。
タテ型槽タイプの洗濯機を利用しているデータ
ここでタテ型槽タイプの洗濯機を利用しているデータを見てみよう。
今使っている洗濯機の種類は?(2021年10月)
『kufura』様調べ。20代~50代の女性444人対象。
縦型・・・374票(84.2%)
ドラム式・・・70票(15.8%)
【前編】「縦型」vs「ドラム式」洗濯機の満足度が高いのはどっち!? ユーザーのリアルな声を調査(kufura) – Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/ea3a552909ecc7c86cfdb45ccbefb314958985b0
このデータは女性に限ったデータだが、男性もそれほど差はないだろう。
8割以上の人がまだタテ型槽を使っているのがわかる。
思ったより多い。
タテ型槽のタイプの不満点についても
アンケートがあった。
「縦型」洗濯機の満足している点、不満な点は?
「洗浄力」にはおおむね満足
「乾燥機能は電気代が高く、それほど乾燥ができていない」
という声があり、タテ型槽タイプの洗濯機の不満点でよく目にするのが「乾燥機能が弱い」こと。
この点
「ドラム型洗濯機は乾燥機能が強く、よく乾く」
とよく比較されている。
正直、この点は僕も多少感じるところはあった。
3時間くらい乾燥をかけても一部生乾きだったりする。
だが、乾燥が甘いなら追加で乾燥を行えばよいだけだ。
時間がかかるかもしれないが、その一点で「だからドラム型の方が良いから買え!」というほどではない。
電気代が高いという声が、僕は昨年の夏、3日に一度くらいの頻度で洗濯と乾燥を使っていたが、特に高くなった印象はない。
一人暮らしの洗濯物の量なら電気代はそれほど気にならないだろう。
一人暮らしの洗濯機にドラム型洗濯機はオーバースペックです
というわけで一人暮らしの洗濯機はタテ型で全然OK!という話だった。
もう一度まとめると
ドラム型洗濯機は
- 転居時に買い直しになるムダなリスクを負う
- 一人暮らしの初期投資として割高
- 乾燥機能ならタテ型槽タイプもある
という点で、一人暮らしにはオーバースペック。
乾燥機能がついていればタテ型槽タイプのもので十分だ。
キミがもし、洗濯機を買おうとしていて、
- Youtubeとかでドラム式洗濯機がオススメされてるけど高いなぁ…
- そんなに予算もないし、一人暮らし始めるときのできるだけ初期費用抑えたい…
ということで迷っているようなら、この記事を参考にして決めてほしい。