これから一人暮らしを始めようと思っているキミ。
「初期費用ってどれくらいかかるんだろう・・・?」
と思ったことはないだろうか
- 家具
- 家電
- 家賃と敷金、礼金
- 水道光熱費
- 通信費
- 食費
- バスキッチントイレ用品など消耗品…
ずっと実家ぐらしで、初めて一人暮らしをする人は初月で、これらがいくら掛かるか、なんとなくしか多分わからない人も多いだろう。
今日はそんな一人暮らしを始めるときの
初期費用と、失敗せずに初期費用を抑えるコツを僕の実体験を通して教えよう。
そんなにかかるの!?一人暮らしの初期費用
結論から言おう。
総額約60万円。
これが僕が初めて一人暮らしを始めた時にかかった費用だ。
15年近く前の話なので具体的に細かい金額は控えていないが、おおよそ60万円くらい。
当時の内訳を書くとこんな感じだ。
一人暮らし初期で買ったもの | 費用 |
---|---|
家具(ベッド/デスク/ダイニングテーブル、チェア/棚) | 10万円 |
家電(テレビ/冷蔵庫/洗濯機/炊飯器/レンジ/オーブン/ポット) | 20万円 |
家賃と敷金、礼金(家賃3ヶ月分) | 25万円 |
通信機器 | 1万5千円 |
水道光熱費 | 1万円 |
その他消耗品(バス・トイレ用品) | 3万円 |
合計 | 60.5万円 |
金額だけ見てしまうと、
うわあ、こんなにお金かかるなら
1人暮らしやめようかな…
と思った人もいるだろう。
その気持ちはよくわかる。
でも、僕はこの金額を改めてみても、一人暮らしを始めたことに後悔はまったくない。
このお金は自分の人生を動かすための重要な投資だったと思っている。
なお、僕が一人暮らしを始めた時、家具家電など、全て新品で買った。
中古品を買ったものはひとつもない。
費用が高くなったが、それには理由がある。
「時間対効果」だ。
アレコレと探し回ったり、業者を自分で手配をする手間を省くため、家具家電は1店舗で一括で購入した。
1店舗で一括で購入する場合、もう一つメリットがあって、「値引き交渉がしやすい」ということ。
すみません、一括で購入するので少しお値引きしていただいても良いでしょうか?
とお願いしてみた所、総額の1割引くらい値引きしてもらえた。
つまりホントは家具家電だけで30万円近くまでかかるところだった。
そういう意味でも一店舗でまとめて購入するのは一人暮らし初心者にはアリだと思う。
もう一つ、「自分が選んで決めた全て新品のモノで新しい生活が始められる」
と生活をスタートできるという気持ちよさもある。笑
一人暮らし初心者には実はメリット大。一店舗で一括購入するススメ
家具も家電も全部新品で買い揃えていたら
そりゃお金がかかる。
ヤフオクやメルカリなどで中古品を探せば費用は安く抑えられただろう。
それでも、僕が新品を買うことにしたのかと言うと
「時間を節約したかった」から。
一人暮らしを始めるにあたって中古品で家具家電を揃えるのは確かに費用を抑えられる。
しかし問題なのは、「安い家電を買うために探し回る手間」と、「設置工事の手配」だ。
基本的に
「良いものをネットで自力で探し回る」のはかなり時間効率が悪い。
安くて良いものを探し当てるのも
一つのスキルだが今は情報が溢れすぎて欲しい情報にたどり着くのが極めて難しくなってきている。
Google検索とSNS検索を併用してクチコミを見比べて…
なんてことをやっていると
1日があっという間に終わる。
そして設置工事の手配。
電子レンジや炊飯器はコンセントに挿せばよいだけだが、洗濯機と冷蔵庫、エアコンはそうはいかない。
万が一施工にトラブルがあったりしたら、更に面倒だ。
こういうトラブルは店舗でまとめて買えば保証サービスなどで一括でケアできる。
今思えばもう少しうまくやり方があったかもしれないと思うが初めて一人暮らしをする僕は、できるだけ心配ごとや不安要素を排除したかった。
だから家具も家電も名古屋市内の有名家電量販店ではなく、実家近くの自転車で行ける近所のエディオンで全て一式揃えた。
初期費用は確かにかかったが設置の手配や保証などのことで頭を悩ませる必要が一切なかったのでこの点は改めて大正解だったと思う。
おかげで物件探しや暮らし方について集中できた。
時間対効果を高める上では、一店舗で一括購入するのは特に品物を見極める力が未熟な一人暮らし初心者には十分アリの選択肢だ。
僕は「失敗しても勉強だ!」と思って全て一人で品物を選んで購入したが、一人で行くのが不安な人は家族や友人を連れて行ってその場で助言してもらっても良いだろう。
え、なんか恥ずかしい…
と思うかもしれないが、気にしなくて良い。
キミの貴重な一人暮らしの資金をムダにしないためだ。
誰か一人連れていくことで資金を守れるのなら全然悪いことじゃない。
それでも費用を抑えたい!というキミに。初めての一人暮らしで買い物するポイント
そうは言っても初期費用を抑えたいというのは気持ちはよくわかる。
なのでここでは初めて一人暮らしをする時に
新品で買った方が良いものと、中古で済ませるべきものと見分けるコツを教えたい。
新品で買うべき家電
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- エアコン
- ガスコンロ
要するに大型家電や
一人での設置が難しい、手間になるものだ。
さっきも書いたとおり問題は設置工事だ。
中古で大型家電を買った場合、設置工事を自分で手配する必要がある。
施工業者の都合によっては日程調整に手間取ったり
または当日になって前の工事が長引いて時間通りに来てもらえなかったりする。
こういう煩わしさを我慢できるのならそれでも良いと思うが個人的には僕はこれはオススメしない。
このブログでは何度も出てるように
一人暮らしは時間対効果が重要だ。
待ちぼうけをしなければならないというのは時間対効果が極めて悪い。
それに万が一設置に問題があった時、家電に問題があるのか工事業者に問題があるのか
責任が曖昧だったりする。
そういったわずらわしさから
解放される為にも
大型の家電や、設置が難しいものは買った方がいい。
中古で買って良いもの
- 電子レンジ
- 炊飯器
- オーブントースター
- 電気ポット
簡単に言えば自分でも自分一人でも運べるような家電は中古で買っても問題ない。
設置工事もそれほど手間取ることはないコンセントに差せばいいような品物は中古でも全然問題ないだろう。
ちなみにインテリア用品、家具も大抵は中古でいいと思うが買っていいものと買って良くないものがあるので注意してほしい。
僕としてはテーブルや棚などのインテリア用品は住み始めてしばらく2、3ヶ月過ぎたくらいのタイミングでもいいと思っている。
理由は過去の記事に書いたので参考にしてみてほしい。
サイズ間違いに注意!インテリアや家電などの大型の買い物をするときのコツ
家具や家電を買うときのポイントとして買う前に絶対に寸法を確認すること。
特に実家から初めて一人暮らしをする時は新しい部屋の大きさなどの大きさやが感覚がよく分からず
買い物に失敗してしまうこともあるだろう
その為買う前に綿密なサイズ寸法を確認してことが10買ってからでは遅い
僕は家具や家電を買う時は必ず部屋の間取りと寸法を測り買うようにしているがこういう時に役に立つ Web サービスがあるので紹介しておこう
■draw.io
https://www.draw.io/
ここに部屋の間取りを1cmを1メートル100ピクセルはどのようにと仮定して間取り図を書いてみる。
こんな感じで間取図の画像をコピーして貼り、寸法を測ると寸法ミスの買い物を減らせる。
draw.ioの注意点
- 方眼のマスの大区切りが5マスではなく4マスなので注意(つまり4マス=40ピクセル)
- マスよりも右パネルで「配置」を表示させ100ピクセル=1メートルで寸法を測ると作業しやすい
- 「プロポーションを維持する」のチェックを外すとオブジェクトの縦横のサイズ調節がしやすい
- オブジェクトを選択して「Ctrlキーを押しながらドラッグして離す」と複製がカンタン
一人暮らしの初期費用はとにかくお金がかかる失敗しないように事前の計画が重要
というわけで「初めて一人暮らしする人のための初期費用について」
話してみた。
僕は初めて一人暮らしをしようと思った時に
自分で出来る限り計算してみたがどう考えてもやはり予算が50万円60万ぐらいになる計算になり、頭を抱えた。
20代後半とはいえ、収入がそれほど余裕があるわけでもなく、(当時の僕の年収は250万円以下)
初期費用がこれだけかかることを目の当たりにすると、流石に一人暮らしをするかどうか悩むのも無理はない。
しかも、初期だけでなく、一人暮らしを始めたら
毎月の家賃や水道光熱費、通信費などの
ランニングコストが発生し続ける。
実家ぐらしで貯金しやすい環境にあったとはいえ、ぶっちゃけ、悩んだ。
これだけの費用がかかる一人暮らしの生活に
どれほど価値があるのだろうか?
と何度も繰り返し考えたが、最終的には、
とにかく、今の窮屈な実家暮らしから
脱出したい!
という気持ちが勝った。
最後は気持ちの問題だったと思う。
しかし15年という時間が経って改めて思った。
「あのときの決断は、大正解だった」と。
初期費用で確かにかなりお金がかかってしまったが僕は一人暮らしを始めたことに対して一切後悔はない。
あの時一人暮らしをする決意をしてたことを褒めてやりたいと思ってるくらいだ。
それぐらい
一人暮らしをはじめてからの15年間の日々を思うと
幸福で充実した日々だったと感じる。
もちろん、大変なことやツライこともたくさんあった。
でも、一人暮らしをしなければ絶対に得られない体験や経験が星の数ほどある。
- 仕事から帰った金曜日の夜、ゆっくり飲むお酒
- 天気の良い午後、お菓子とコーヒーを飲みながらAmazonプライムで見る映画
- 休日に早起きしてジョギングするときの朝の空気
- おいしくできた自炊のトマトパスタ
この幸福な時間を一度知ったらもう実家暮らしには戻れない。
もしあのとき、思い切って実家を出て一人暮らしをする決意をしなかったら
ズルズルと30歳過ぎても実家暮らしをしていたかもしれない。
まさにこの15年はプライスレスの価値を持つ。
一人暮らしを始めるにあたってどうしても先立つもの、お金が必要になる。
人それぞれいろいろ事情はあると思うが年収300万前後なら家賃6万7万ぐらいの所で一人暮らしを始めても
20代ならなんとかなると思う。
もっと安い家賃の家に住めば生活には余裕が出ると思うがあまり安い家の家賃の家に住むことはお勧めはしない。
理由はこの記事に書いた通り。
初期費用だけじゃなく
毎月の生活費も一世帯分、キミが自分ですべてまかなわなければならないということで費用対効果の面で言えば一人暮らしが実家暮らしより悪いのは間違いない。
しかし時間対効果で言えば、0と100ぐらい違うと僕は思う。
それくらい、この15年には価値があった。
もし今実家暮らしでいろいろ窮屈な思いをしているのなら
たとえお金がかかるにしても
一人暮らしをするのは絶対に間違っていないことを僕は約束できる。
迷っているのなら、ぜひ、始めてほしい。
物件探ししてるだけでも楽しいから。
そして、もし何か一人暮らしにあたって困っていることや悩んでいることがあったら、またこのブログに来てほしい。
キミの一人暮らしの生活がこのブログで少しでも充実したものになることを願っている。