冬の一人暮らしで、地味につらいもの。それは…
それは、部屋の乾燥だ。
寒いからエアコンの暖房をつける。
部屋はたしかに暖かくなる。
しかし、その代わりに空気がカラカラになる。
朝起きると喉が痛い。
肌がつっぱる。
なんとなく咳が出る。
部屋の中にいるのに、なぜか体がしんどい。
僕はこの「エアコン暖房による乾燥」がかなり苦手だった。
別に、ものすごく乾燥肌という体質ではないと思う。
それでも、冬場にエアコンを使い続けると、喉や肌にじわじわダメージがくる。
そこで買ってみたのが、今回紹介する家電。
象印のスチーム式加湿器「EE-RT50」だ。
結論から言うと、これは買ってよかった。
一人暮らしの冬を乗り切るための家電として、かなりおすすめできる。
象印 EE-RT50は、見た目がほぼ「ポット」な加湿器
象印のスチーム式加湿器は、見たことがある人も多いと思う。
見た目は、ほとんど電気ポットだ。
加湿器というより、
「部屋に置くポット」
という感じである。
公式情報でも、EE-RT50はスチーム式加湿器で、容量は3.0L、定格加湿能力は480mL/h。適用床面積の目安は木造和室で〜8畳、プレハブ洋室で〜13畳となっている。
つまり、一人暮らしの部屋で使うには、かなり十分な性能がある。
実際に使ってみても、この加湿能力はかなり強い。
最大出力で動かすと、普通に部屋が結露する。
窓がびっしり濡れる。
カーテンがびしょびしょになることもある。
「あ、これは加湿されてるな」どころではない。
「加湿されすぎてるな」まで行く。
なので、強運転でつけっぱなしにする場合は、部屋の広さや湿度には注意した方がいい。
ただ、それぐらいちゃんと加湿してくれるということでもある。
乾燥する冬場には、かなり頼もしい家電だ。
スチーム加湿器EE-RT50を買ったワケ

そもそも、僕がこの加湿器を買った理由は、エアコンの暖房が苦手だったからだ。
エアコンは便利だ。
部屋も早く暖まる。
一人暮らしの暖房器具としては、たぶん一番手軽だと思う。
ただ、問題は乾燥だ。
エアコンをつけると、空気が乾く。
部屋は暖かいのに、喉が乾く。
肌がつっぱる。
なんとなく体が温まっている感じがしない。
「空気は暖かいけど、体はあんまり楽になってない」
そんな感じがあった。
もともと加湿器は持っていた。
ただ、それは小型の加湿器だった。
しかも、タンクの掃除がかなりしづらい。
水を入れる部分の奥まで手が入らない。
中をちゃんと洗えている気がしない。
水を流し込んで、すすぐぐらいしかできない。
正直、衛生的にどうなんだろうと思っていた。
加湿器は水を使う家電だ。
だから、手入れしにくいというのは地味にストレスになる。
そんな時、たまたまYouTubeの雑談で、
「象印の加湿器がいいらしい」
という話を聞いた。
それで自分でも検索してみて、
「たしかに良さそうだな」
と思い、購入した。
よかったところ1:ちゃんと加湿される
まず、一番よかったところ。
ちゃんと加湿される。
これは本当に大事だ。
加湿器なのだから、加湿してくれないと困る。
でも、小型の加湿器だと、正直あまり効果を感じないこともある。
なんとなくミストは出ている。
でも、部屋全体が潤っている感じはあまりしない。
象印のEE-RT50は、そこが違った。
フタの部分から水蒸気がしっかり出る。
見た目にも、ちゃんと蒸気が立ち上がっているのがわかる。
「ああ、これは加湿しているわ」
と素直に思える。
そして、スチーム式なので、出てくる蒸気が暖かい。
公式サイトでも、沸とうさせた蒸気を約65℃まで冷まして部屋を加湿する仕組みだと説明されている。
実際、噴出口の近くに手を近づけると、かなり暖かい。
というか、近づきすぎると熱い。
ここは注意が必要だ。
小さな子どもやペットがいる家庭では、置き場所にかなり気をつけた方がいいと思う。
一人暮らしでも、枕元や手を伸ばしやすい場所に置くのは避けた方がいい。
ただ、その暖かい蒸気のおかげで、部屋の空気がやわらかくなる感じがある。
エアコンだけの乾いた暖かさとは違う。
空気に湿り気がある。
部屋全体が少しふんわりする。
この感覚は、使ってみるとかなり違う。
よかったところ2:掃除がしやすい
次によかったところ。
掃除がしやすい。
これはかなり大きい。
加湿器は、手入れが面倒だと使わなくなる。
最初はちゃんと使う。
でも、だんだん掃除が面倒になる。
水を入れるのも、タンクを洗うのも、フィルターを掃除するのも面倒になる。
そして、気づけば部屋の隅に置物として放置される。
加湿器あるあるだと思う。
その点、象印のスチーム式加湿器は、かなり楽だ。
構造がほぼポットなので、フタを開けて中を洗いやすい。
タンクの奥に手が届かない、みたいなストレスが少ない。
公式でも「フィルター不要」と「広口容器」が特徴として紹介されており、給水や湯捨てがしやすい構造になっている。
EE-RT35・50 | 加湿器 | 生活家電 | 商品情報 | 象印マホービン
https://www.zojirushi.co.jp/syohin/life/humidifier/ee-rt/
これは本当にありがたい。
以前使っていた加湿器は、タンクの中をしっかり洗えなかった。
水を入れて、振って、捨てる。
それぐらいしかできなかった。
「これ、本当にきれいになってるのか?」
と毎回ちょっと不安だった。
EE-RT50の場合は、フタを外して、内部を洗って、必要に応じてクエン酸洗浄をする。
それで終わり。
公式サイトにもクエン酸洗浄モードがあることが記載されており、フィルター掃除の手間がない点も紹介されている。citeturn437489view0
僕の使い方で言うと、冬場はほぼ毎日使っていた。
掃除の頻度は、だいたい2週間に1回くらいを目安にしていた。
もちろん、使用頻度や水の状態にもよるので、ここは各自で調整した方がいい。
ただ、少なくとも「掃除が面倒すぎて使いたくない」という感じにはならなかった。
ここはかなり優秀だと思う。
よかったところ3:エアコン暖房のつらさがかなり軽くなった
個人的に一番ありがたかったのはここだ。
エアコン暖房のつらさが、かなり軽くなった。
エアコンだけで暖房していた時は、空気が乾いていた。
部屋は暖かいはずなのに、喉や体がしんどい。
特に冬場は、乾燥のせいなのか、アレルギー反応のような感じで咳が出ることもあった。
もちろん、これは僕個人の体感だ。
咳の原因は人によって違うし、加湿器で何でも解決するわけではない。
咳が続く場合は、ちゃんと医療機関に相談した方がいい。
ただ、僕の場合は、この加湿器を使うようになってから、咳がほとんど出なくなった。
生活の中で大きく変えたことといえば、この加湿器を入れたことくらいだった。
なので、少なくとも自分にはかなり合っていたのだと思う。
部屋の湿度が保たれると、冬のしんどさがかなり違う。
これは地味だけど、生活の満足度にかなり効く。
気になったところ1:音は意外と気になる
ここからは、気になったところも書いておきたい。
まず、音。
EE-RT50は、動作音がまったくしない家電ではない。
起きている時は、正直そこまで気にならない。
生活音もある。
動画を見たり、ゲームをしたり、作業をしたりしていれば、そこまで意識しない。
問題は、寝る時だ。
「コォー……」
というような音が、ずっと鳴っている。
これが、意外と耳につく。
音に敏感な人だと、枕元に置くのは少しきついかもしれない。
公式にも「湯沸かし音セーブモード」があり、通常沸とう時の音を抑える機能が紹介されている。ただし、加湿中の音や再沸とうの音が変わらない場合があることも説明されている。citeturn437489view0
なので、音が気になる人は、置き場所を工夫した方がいい。
寝室で使うなら、枕元からは離す。
足元側に置く。
部屋の隅に置く。
このあたりは大事だと思う。
気になったところ2:ボタン操作が少し面倒

もう一つ気になったのは、ボタン操作だ。
本体の前面に操作パネルがある。
ただ、強弱などを直接ボタンで選ぶというより、ボタンを押すたびにメニューが切り替わっていくタイプの操作になっている。
これが、少しだけ面倒だ。
「強にしたい」
「弱にしたい」
「タイマーを設定したい」
そういう時に、ボタンを何度か押して切り替える必要がある。
慣れれば大したことはない。
僕も使っているうちに、あまり気にならなくなった。
ただ、最初は少し煩わしいと感じる人もいると思う。
スマホアプリで直感的に操作できる家電に慣れている人だと、ちょっと古風に感じるかもしれない。
このあたりは、象印らしいと言えば象印らしい。
良くも悪くも、家電としてかなり実直である。
気になったところ3:電気代は安くはない
スチーム式加湿器なので、電気代はそれなりにかかる。
EE-RT50の消費電力は、公式情報では湯沸かし立ち上げ時985W、加湿時410Wとなっている。citeturn437489view0
つまり、超省エネ家電というわけではない。
水を沸かして蒸気を出す仕組みなので、そこは仕方ない。
僕の場合は、冬場に小型の電気ストーブも別で使っていた。
机の下に置けるような小型の電気ストーブだ。
エアコンの乾燥が苦手だったので、暖房は電気ストーブと加湿器を組み合わせて使っていた。
その結果、電気代は電気ストーブと加湿器を合わせて、月々15,000円いかないくらいだった。
もちろん、これは僕の使い方の場合だ。
部屋の広さ、使用時間、契約している電力会社、電気料金プランによって変わる。
ただ、安いとは言えない。
快適さを取るか。
電気代を取るか。
ここは少し考えた方がいい。
僕としては、冬場の快適さを考えると、必要な出費だったと思っている。
EE-RT50は暖房器具ではない
ここも大事だ。
象印のスチーム式加湿器は、あくまで加湿器である。
暖かい蒸気は出る。
部屋の空気も少しやわらかくなる。
体感として、エアコンだけより快適になる。
ただし、暖房器具として十分かと言われると、それは違う。
真冬にこれ一台で部屋を暖めるのは厳しい。
あくまで役割は加湿。
暖房は別で考えた方がいい。
僕の場合は、エアコン暖房が苦手だったので、机の下に置ける小型の電気ストーブを併用した。
足元を電気ストーブで温める。
部屋の乾燥はEE-RT50で防ぐ。
この組み合わせが、かなりよかった。
一人暮らしの冬場は、部屋全体を完璧に暖めるより、
「自分がいる場所を快適にする」
という考え方の方が合っている気がする。
結論:エアコンの乾燥がつらい人には間違いなくおすすめ!
改めて、象印のスチーム式加湿器EE-RT50を買ってよかったか。
僕の結論は、買ってよかっただ。
特によかったのは、この3つ。
まず、加湿性能が高い。
一人暮らしの部屋なら、十分すぎるくらい加湿してくれる。
次に、掃除がしやすい。
フィルター不要で、広口容器なので、手入れのハードルが低い。
そして、エアコン暖房の乾燥によるしんどさがかなり軽くなった。
もちろん、完璧な家電ではない。
音はそれなりにする。
ボタン操作は少し面倒。
電気代も安くはない。
それでも、冬場の部屋の乾燥に悩んでいるなら、試す価値はかなりあると思う。
エアコン暖房で喉が痛くなる。
朝起きると空気がカラカラに感じる。
小型加湿器では物足りない。
タンク掃除が面倒な加湿器にうんざりしている。
そんな人には、象印のスチーム式加湿器はかなり向いている。
一人暮らしの冬は、放っておくと地味に消耗する。
寒い。
乾く。
喉が痛い。
部屋にいても疲れる。
それを少しでも軽くしてくれるなら、こういう家電にはお金をかける価値がある。
少なくとも僕は、冬場にこの加湿器があるだけでかなり助かった。
エアコンの乾燥に悩んでいる人は、一度検討してみてもいいと思う。
