風呂に入るときも
時短できる方法はある。
時短は効率的に手早く行うことだけじゃない。
「まとめてやる」
「ついでにやる」
「同時にやる」
ができればそれも時短になる。
今日はそんな
時間がない一人暮らしのための「入浴時短術」について話をしよう。
[box02 title=”この記事が読めばわかるコト!”]
・一人暮らしの入浴時の時短術
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5つのアクションを同時に行うお風呂の入り方
風呂に入ってから歯を磨くまでの工程を普通にやろうとするとこうなるだろう。
「浴槽に湯を張るのを待つ」
「シャワーを浴びて体を洗う」
「浴槽に浸かって体を温める」
「風呂掃除する」
「風呂から上がって洗面所で歯磨きをする」
しかしこれでは効率が悪い。
浴槽に先に湯を張るときは、ボンヤリ待つのでは無く、浴槽に湯を入れながら
(つまりほぼ空の浴槽に体を入れて)
湯が張られるのと同時に体を温める。
湯が張るのを待ちながらついでに、歯も磨く。
できるだけで良いので風呂掃除も合間にやる。
- シャワーを浴びる、体を洗う(10分)
- 浴槽に湯を張るのを待つ(10分)
- 浴槽に浸かって体を温める(10分)
- 歯を磨く(10分)
- 風呂掃除(10分)
この5工程を並行して行い、圧縮して済ませることができる。
体感だが、ばらばらでやると1時間半くらいかかる。
まとめてやると1時間かからないくらいだ。
一人暮らしを始めてすぐの人にはなんとも慌ただしい入浴に感じるかもしれないが、半年もしているとすぐ慣れる。
このブログで何度も言っているように
「時間対効果」だ。
やるかやらないかで30分くらい自由にできる時間が増える。
30分あればいろいろできる。
- 読書を進める
- ニュースを見る
- 英語などの勉強する
- いつもより30分早く寝る
もちろん、
- ゲームのクエストを消化する
- Youtubeチャンネルを視聴する
- SNSを眺める
遊びに消費する時間にしたって良い。
「一人暮らしは時間が無い」というが、工夫次第でこんな時短もできる。
冬場はからの浴槽で湯が張られるのを待つのは少々寒いかもしれないが、熱めのシャワーを浴びておき、壁面、浴槽内にもお湯をかけておく、洗面器にお湯を少し貯めておくなど、ちょっと工夫すれば全然問題ないレベルだ。
ほどよくお湯が溜まってきたら
そのまま歯ブラシを持ち込んで歯を磨く。
これが時間対効果の高い一人暮らしの入浴術だ。
「 風呂入って、歯を磨いて、寝る」をもっと効率よくサクっと済ませたい
会社員をしていたころ、帰宅してから、着替え、夕食、一休み、とゆっくりした後、あとは「風呂に入って、歯を磨いて、寝るだけ。だけどもっと効率よくサクっとやれないだろうか?」
と考えた。
とにかく僕は面倒なことがキライなのだ。
風呂も歯磨きも毎日しないといけない作業。
健康に直結することは省略は不可だ。
「やらない」という選択肢は基本的に無い。
ならばどうするか。
それが
「ついでにやる」
「まとめてやる」
「同時にやる」
の発想で、工程を考えてみて
浴槽に湯を張るのをボーっと待ってるのもったいない。
シャワーで体が温まっていればそんなに寒くもないし、空の浴槽に湯を入れながら風呂に入ろう!
浴槽にボンヤリしてるのも良いけど、この時間、歯磨きしても良くないか?
などいろいろ試してみた結果、今回の風呂の入り方に行き着いた。
ちなみに一つ注意を言っておくと、シャワーを浴びながら浴槽に湯を入れるのはシャワーの水圧がかなり下がって使いづらいのでオススメしない。
これも試してみた結果わかったことだ。
効率良いから「どこでも、常にこの風呂の入り方でいいじゃん!」と思ってはダメ
断っておくが、この風呂の入り方は、基本的に
「一人暮らし限定の時短術」という認識でいてほしい。
その理由は2つ。
その1:行儀が悪い
まず第1にあまり行儀が良い立ち振舞いではないということ。
これは一人暮らしなら他に誰もいないから構わないのだが、もし将来、同棲や結婚などして一緒に住む人が増えた場合、この風呂の入り方を当たり前のようにした時、相手がどう反応するかは未知数だ。
もちろん理解のある人もいるだろう。
しかしこういう時間効率に特化した
やり方を好まない人もいる。
例えば「お風呂だけはゆっくり静かに入るのが一日の喜び!」
という人だってきっといる。
そもそも僕にしても、日常生活を雑にするということは基本的に僕は良くないことだという認識だ。
食事、入浴、酔眠。
全部ゆっくり丁寧にやれればそれに越したことはない。
ただ一人暮らしで色々やりたいと思っていると
そんな悠長なこといってられないので「やむを得ず」時間効率を追い求めているのだ。
感覚的なところで説明が難しいが時間効率に特化しすぎて生活自体がタイムアタックみたいに殺風景になってしまう事を僕は良い事だとはあまり思っていない。
キミにもこの感覚は大事にして欲しいと思っている。
その2:リラックスするバスタイムがタイムアタックのレースの時間になる
風呂に入ってる時間というのは基本的にリラックスして全身を休める時間になると僕は思う。
実際湯船に浸かってゆっくり呼吸をしていると
心も体もやすらぐのはたぶん僕だけではないだろう。
そんなリラックスできる時間のはずなのに
この時短入浴術でアクションをまとめて行う風呂の入り方をすると
せっかくのリラックスできる時間がタイムアタックをしているような非常につまらない時間になってしまう。
体は休まってるかもしれないが心が休まらない。
シャワー浴びるだけよりはマシかもしれないが湯船に使うときというのはやはり心も体もゆっくり休めた状態になることの方が望ましいと僕は思うのだ。
データで見る一人暮らしのお風呂事情
では、僕以外の世間の一人暮らしの人々はどんな風呂の入り方をしているのか
可能な限り調べてみた。
シャワーだけのほうが早いし、水道代も掛からないのでは?
毎日湯船にお湯を張る場合、時間効率も気になるがそれより気になるのは水道代やガス代ではないだろうか。
しかし、仮に毎日お湯を張ったとしても、一ヶ月2,000円~3,000円程度増えるだけのようだ。
毎日お風呂を沸かした場合、費用は1ヶ月で約2,000円〜3,000円ほどであることが分かりますね。
一人暮らしで毎日湯船につかると水道代とガス代は?簡単すぎるお風呂の節約方法を紹介!ヒトカツ.com https://hitokatu.com/
毎日でなく、2,3日に1度の頻度にすればさらにコストは下がる。
せいぜい昼食1回分か2回分程度。
気にするほどではないだろう。
風呂に入るコストを節約するよりも先に、優先して節約するべきことがあるはずだ。
体の健康を維持するコストは軽率に削減しないほうが良い。
健康は一度損なうと完全に元には戻らない。
一人暮らしで定期的に湯船に浸かる人の割合
【意外な結果に!】一人暮らしなのに定期的に浴槽につかる人が〇割に!|
不動産コラムサイト【いえらぶコラム】https://www.ielove.co.jp/column/hatena/00485/
- 定期的に湯船に浸かる:57%
- 定期的に湯船に浸かる:43%
一人暮らしで湯船に浸かる人の割合はこんな感じのようだ。
理由としては「疲れが取れない」
「汚れが取れなかったり、体臭がきつくなる気がする」
「リラックスできる」
と言ったところだ。
僕としては意外と多いんだな、と思った。
3割り切っていると思ったが半分以上の人が定期的に浴槽に浸かるようにしているようだ。
日本人は世界でも屈指の風呂好きだというが、こんなところのデータにもそれが現れているのかもしれない。
たまには時短を忘れてゆっくり湯船に浸かる日もつくろう
以上、時間がない一人暮らしのための「入浴時短術」についての話をした。
風呂に入る時もまとめてタスクを完了させることも出来るが本来リラックスできるはずの時間が時間効率を意識した「タスク」の時間になることはあまり良いとは言えない。
なので、例えば土日だけは時間は考えず、ゆっくり風呂に浸かるなど、たまにはそんな風にリラックスできる日を作るのも良いだろう。
もし近所にスーパー銭湯などの施設があるなら
それを利用するのもアリだ。
日常生活のすべてを消化試合のように
ただ終わらせるだけのタスクにしてしまうというのはあまりにも味気ない。
それは僕が伝えたい
「一人暮らしの QOL 向上」とは言えないのだ。
とはいえ時間効率も考えないと
最低限のタスクすら終わらなくなる。
大事なのはバランス。
時間効率と QOL。
時間対効果と費用対効果を優先しつつかつ
QOL を取るためにどうバランスをとるか。
一人暮らしの難しいところでもあるがそこをいかに工夫するかを探るのがまた
一人暮らしの醍醐味だとも思う。
何しろ何をやってもいいし、何もやらなくても良い。
その結果は全部自分に返ってくるだけ。
キミも色々試して「ちょうどよいバランス」を見つけてほしい。