君は使っているスマートフォンの
壁紙、アイコンなどの着せ替えをして色々カスタマイズしていないだろうか?
申し訳ないが、それはほぼ時間の無駄になることなのでやめたほうがいい。
- ウィジェットアプリを入れてカレンダーや予定を見やすく!
- 着せ替えアプリを入れてカッコいい感じにしよう
- 壁紙をいい感じの画像にしてスマートフォンのロック画面をこだわる!
気持ちはわかる。
スマートフォンは今や
自分の分身と言っても過言ではない。
しかし、あえていう。
一人暮らしをしているキミに、スマートフォンをあれこれと設定する時間は時間対効果が見合わないのだ。
スマホの着せ替えは時間のムダになりやすい
スマホの着せ替えは時間のムダになりやすい。
一応先に断っておくが着せ替えや
カスタマイズをすることを楽しいと思ってる人を否定するつもりはない。
僕が言いたいのはあくまで「時間対効果」の話だ。
着せ替えやウィジェットアプリを入れてスマートフォンの見た目を変えることでスマホがより使いやすくなると思っているのだったら
それはほぼ間違いだ。
なぜそう思うかも理由を教えよう。
理由その1:ウィジェットアプリが数多くあり過ぎて探すのが大変
第一にウィジェットアプリも最近は多数出てきてウィジェットアプリ自体を探すのが大変だ。
どのアプリが自分好みの設定にできるのか?
好きな見た目にできるウィジェットはどれか?
それを探して試すだけでも一苦労になる。
探すだけでも一苦労なのに、一通り設定を自分で作らなければ、どこがどう良いのかわからない。
アプリが合わなかったら、また次を探して試さなければならない。
いくらブログやYoutubeで紹介されていても、自分にあうかどうかは浸かってみないとわからない。
根気もいるし、時間がものすごくかかってしまう。
時間を掛けた割には成果はただ見た目がキレイになるだけ。
時間対効果が合わない。
理由その2:アプリ、OS のアップデートやサポート終了で設定が無駄になるリスク
せっかく頑張ってウィジェットや着せ替えの設定も
OS のアップデートやアプリのアップデートによって見え方が微妙に変わってしまうことがある。
そもそもで使用自体ができなくなったり、アプリのサポートが終了してしまったりする可能性もある。
特に
デバイス自体のアップデートが早い
スマートフォンにそういったそういったトラブルに悩まされる可能性は高い。
だったらいっそ手を加えず、そのまま使っていた方が良いだろう。
理由その3:そもそも使いやすく設計されているはず
そもそもでいえばApple の iPhone にしても
Google の Android にしても、元々設計デザインを作ってきたのは通称「GAFAM」と呼ばれる世界でもトップクラスの会社に所属するチームが作り出したもののはずだ。
使いやすさなどや見やすさは最低限担保されていると僕は思う。
それをなぜわざわざ第三者があれこれと手を加えて加工する必要があるのか。
「気に入らない」
「使いにくい」
と思うのも「この製品はこういうもの」と割り切ってしまったほうが良いと思います。
GoogleもAppleも、「サービスの思想を受け入れる人にだけ使ってほしい」
という良くも悪くも「上から目線」なところがあると僕は思う。
長いものには巻かれてしまうのも、時間対効果を高める一手になることも大いにある。
もちろん、僕も着せ替えやカスタマイズに精を出した経験アリだ
偉そうなことを言っているが、もちろん、僕も着せ替えやカスタマイズに精を出した経験がある。
1時間と2時間とかの時間をかけて、ようやく気に入った見た目になったと思ったら、
「ちょっとここが気になるな」
「もう少し位置を変えてみるか?」
など更にこだわりたくなった。
泥沼だ。
それだけ頑張って作った設定は機種変で水の泡になった。
そこでバカバカしくなった、というわけだ。
スマートフォンメーカーやアプリに対してではない。
「どうでも良いことにチマチマとこだわってる自分のヒマさ」に呆れたのだ。笑
さしてデザインセンスもないのに何をこだわっていたのか。
あの設定に費やした時間を別のなにかに使えば良かったと思った。
またデータが使えなくなったことで、改めて
「こだわって設定作ったけど本当に使いやすかったのだろうか?」と思った。
ぶっちゃけ、時間を掛けた割にはさして使いやすくはなっていなかった。
それだったらいっそ
着せ替えやデザイン変更のウィジェットを使わず、そのままなデザインでも
トータルで考えて時間対効果が高い。
その結論を得て、僕は着せ替えやデザインを変えるウィジェットを今後は入れないことにした。
ホーム画面の配置も大雑把にしか分類してない。
ついでなのでここで僕の分類方法も紹介しておこう
ホーム画面1ページ目(連絡、予定管理系の一番使用頻度が高いアプリ)
ここはカレンダーや LINE 電話などのカレンダーや連絡県業務系など頻繁に利用するものが集められている。
ホーム画面2ページ目 (エンタメ系で時々使ったり優先度が低いアプリ)
ここに書いていじめに関しては逆にゲームやビデオ通話ニコニコ動画などのエンターテイメント系のアプリが並んでいる単純に二番目によく使うアプリが並んでると思えばいい
ホーム画面3ページ目 (それ以外。てきとう)
3ページ目以降はもう何も考えてない適当に並べているだけだこれぐらい雑に配置しても正直使う使うことで悩むことはほとんどないこんなものでいいのだもちろんこれが誰にとっても最高の配当は言わないが変にこだわるよりもこのぐらい大雑把の枠組みで決めた方が OS のアップデートやアプリのアップデートなどデバイスそのもののアップデートに対して柔軟に対応できるのではないかと僕は思っている
繰り返すがスマホのカスタマイズを否定するつもりは全くない
誤解しないで欲しいので改めて言うが僕はスマートフォンのカスタマイズすること自体を否定するつもりは全くない。
確かにおしゃれなデザインや見た目や季節感などをして設定を頑張って作り
自分好みの見た目にできた時は気分は非常に良いだろう。
それ自体に喜びがあることは僕もよくわかる。
僕もやってみたことがあるからわかる。
しかし問題なのはそれにかけた時間とそこから得られる効果と噛み合ってないということ。
スマートフォンのカスタマイズは無限に時間が使えるゲームと一緒だ。
そこに必要以上にコダワリを出すよりも
80点か70点程度でOKにして、細かいことは後で調整するという考え方の方が全体としての時間対効果が高いものだと僕は判断した。
これは「人間側が機械の特性に合わせる」ことになるのかもしれない。
人間側が機械に合わせるというのもおかしな話かもしれないが個人的にビジネスの中心にいるのは今や
「社会やビジネスの中心にいるのは人間よりもスマートフォンなどの個人が携帯するデバイスなのではないか?」という気がしている。
ならばそのデバイスの特性を理解し
それに合わせた使い方をするのはごく自然なことではないだろうか。
アクセス解析なんかもユーザーという項目は人間そのもの見てるわけではなく PC やスマートフォンなどのデバイスを元に
判断しているので「現代の社会は人間そのものよりも利用している端末機械の方を主体に企業や社会は動いている」
と言っても過言ではないだろう。
スマートフォンのカスタマイズに時間をかけるよりも優先すべきはQOLを上げる行動
キミもYouTube や Instagram などの SNS で美しく見やすく配置やデザインされた
スマートフォンのホーム画面を見たことがあるだろう。
「自分もこんなデザインにしてみたい!」
「こんな風にしたらきっと使いやすそう!」
「使いやすくなりそう!」
そう思うのも無理はない。実際に僕も試してみたからわかる。
しかし、最終的にキリがない上に
時間と得られる成果が見合わない。
そこまでこだわっても
更に手を加えたくなるし、OSやアプリのアップデート、サポート終了などでせっかく作った設定が無駄になるリスクが常にある。
自分のスマートフォンを自分好みに
徹底的にカスタマイズしたいという人に対して否定はしない。
ホーム画面を開くたびにワクワクする気持ちがあっても
別におかしなことでもなんでもない。
しかし問題なのは時間対効果だ。
機種変更や設定が消えてしまった時に
その設定をまた最初からやり直すのははっきり言って時間対効果が悪すぎる。
一人暮らしはとにかく生活の工夫が重要だ。
隙間時間や、固定費ならぬ「固定時間」をいかに減らすかが QOL を上げる重要なポイントだ。
1年に1回や2年に1回程度でも
とにかく固定時間を減らすこと。
自由に使える時間が減るようなことはなるべくなくした方がいい。
スマートフォンの設定に時間をかけるより、友人や家族と過ごす時間、趣味に没頭する時間をもっと大切にしたほうが充実した人生になると思います。
個人的には、僕はスマートフォンのカスタマイズは自分のデバイスを使いやすくするための時間ではなく
どちらかというと、「ゲームや動画視聴などの「エンターテイメントの時間」じゃないかと思っている。
エンターテイメントだと思ってやるならいいが、道具の手入れと同一視するのはちょっと違う。
職人はカナヅチやのこぎりを装飾したりはしないだろう。
それと同じことだ。
カナヅチやノコギリは徹底して機能を追求した
「機能美」から生まれる美しさがある。
というわけでスマートフォンのカスタマイズ、着せ替えはほどほどに。
多少ちらかったままでも、雑な分類でもいいのでささっと配置を変更できて、自分の使いやすいように「ざっくり整理されている」くらいで十分だ。